古今集 巻第五 秋歌下 281番 1 ちのみゆき 2022年6月2日 10:30 題しらずよみ人しらず佐保山のははその紅葉散りぬべみよるさへ見よとてらす月影題しらずよみ人しらず佐保山のははその紅葉はもうすぐ散ってしまうのだろうから、夜でもその紅葉を見よと照っている月の光だ佐保山は奈良の平城宮の北東の丘。「ははそ」は「柞」。コナラやクヌギなどの広葉樹。「べみ」は、推量の助動詞「べし」の語幹と、理由を表す助詞「み」。だろうから。「瀬を早み」、「風をいたみ」などの「み」。 #古今集 , #秋 , #佐保山 , #柞 , #ははそ ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #秋 #古今集 #佐保山 #ははそ #柞 1