古今集巻第十五 恋歌五 798番 4 ちのみゆき 2024年1月24日 10:47 題しらずよみ人しらず我のみや世をうぐひすと鳴きわびむ人の心の花とちりなば題知らず詠み人知らずわたしだけが世を憂いて、鶯のように鳴いて惜しく思うのだろうか、恋するあの人の心が花のように散ったので鴬は、花が散るのを惜しんで鳴くものと言われています。「我」もあの人の心が散るのを惜しんで泣いている、という歌です。「世をうぐひす」は、「世を憂う」と掛けています。「世」は、世間と恋の両方の意味があります。 #古今集 , #恋歌五 , #うぐひす ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #恋歌五 #うぐひす 4