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古今集巻第十 物名 430番

たちばな

をののしげかげ

あしひきの山たちはなれ行く雲のやどりさだめぬ世にこそありけれ



小野滋蔭
美しい裾野の山をたち離れて行く雲のように、落着く場所が定まらないこの世の暮らしであることだ

「山『たちはな』れ」にたちばなを詠み込んでいます。


#古今集 , #物名 , #橘 , #小野滋蔭

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