古今集巻第十二 恋歌二 584番 3 ちのみゆき 2023年5月5日 10:13 題しらずみつねひとりして物を思へば秋のよのいなばのそよといふ人のなき題知らず凡河内躬恒一人で恋の物思いをするので、秋の夜の稲葉が風に吹かれてそよそよとささやくように、そうだよと言ってくれる人はいない「一人して物を思えば秋の夜の稲葉のそよと言ふ人の無き」です。「そよ」は葉がすれあって鳴る音の擬音語で、それが「そうそう」みたいな意味の感嘆詞に使われています。「そ」はこそあど言葉、「よ」は呼び掛けです。 #古今集 , #恋歌二 , #凡河内躬恒 , #秋の夜 , #稲葉 , #そよ ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #秋の夜 #稲葉 #凡河内躬恒 #恋歌二 #そよ 3