古今集巻第十二 恋歌二 587番 4 ちのみゆき 2023年5月9日 10:57 題しらずつらゆきまこもかるよどの沢水雨ふればつねよりことにまさるわが恋題知らず紀貫之真菰を刈る淀川の沢水は雨が降るといつもよりことさらに増すように、いつもより思いが増すわたしの恋だ「真菰刈る淀の沢水雨降れば常より殊に勝る我が恋」。淀は京都の伏見区の淀で北岸あたりが真菰の産地。真菰は太い稲のような植物で、茎の中心や新芽、実(種)が食用になるそうです。第四句までは「まさる」に掛かる序詞です。 #古今集 , #恋歌二 , #紀貫之 , #真菰 , #淀 , #沢水 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #紀貫之 #真菰 #恋歌二 #淀 #沢水 4