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古今集 巻四 秋歌上 214番

是貞のみこの家の歌合の歌

ただみね

山里は秋こそことにわびしけれしかのなくねにめをさましつつ

是貞親王の家の歌合の歌
壬生忠岑
山里は秋こそがことにわびしいものだ、悲しそうに鹿が鳴く声が聞こえ目を覚ましてしまった

 秋に雄鹿が鳴くのは、妻の雌鹿を探しているとか、鹿の妻と言われる萩の花を探しているとか、言われていますから、いろんなことを想像しながら横になっている情景なのでしょう。

#古今集 , #秋 , #壬生忠岑 , #鹿 , #是貞親王の家の歌合

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ちのみゆき
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