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古今集巻第十一 恋歌一 510番

題しらず

よみ人しらず

いせの海のあまのつりなはうちはへてくるしとのみや思ひ渡らむ


題しらず
よみ人しらず
伊勢の海の海人が釣り縄を打ち伸ばして繰るように、ただ苦しいとだけ思い悩むのだろうか

縄を繰ると苦しが掛かっています。上の句は苦しを言うための序詞です。

#古今集 , #恋歌一 , #伊勢の海 , #海人 , #釣り縄

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ちのみゆき
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