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古今集巻第十四 恋歌四 726番

題しらず

よみ人しらず

千々の色にうつろふらめどしらなくに心し秋のもみぢならねば

題知らず
詠み人知らず
あなたの心が、いろいろに変わっていくとは思わなかった、人の心は秋の紅葉ではないから

「千々の色に移ろふらめど知らなくに、心し秋の紅葉ならねば」
人の心は紅葉ではないから、紅葉のように寒くなればすぐに色が変わり、やがて枯れてしまうようなことはないと思っていました。あなたがそんなに簡単に心変わりするとは思いませんでした、という歌です。
3句で切って倒置しています。

#古今集 , #恋歌四 , #千々の色 , #秋 , #紅葉

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