古今集巻第十二 恋歌二 610番 4 ちのみゆき 2023年6月8日 09:53 題しらずはるみちのつらき梓弓ひけば本末わが方によるこそまされこひの心は題知らず春道列樹 梓弓をしっかり引くと弓の本と末がわたしの方に寄るのと同じで、夜には強く寄ってふくらむのが恋の心だ本末(もとすえ)は弓の弦を留めている上下端です。本が下、末が上です。弓を上下逆さまに使うことを、本末転倒というのでしょう。上の句は「寄る、夜」にかかる序詞です。 #古今集 , #恋歌二 , #春道列樹 , #梓弓 , #本末 ダウンロード copy #古今集 #恋歌二 #梓弓 #春道列樹 #本末 4 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 サポート