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古今集巻第十三 恋歌三 673番

題しらず

よみ人しらず

逢ふことは玉の緒ばかり名のたつは吉野の川のたぎつ瀬のごと

題知らず
詠み人知らず
逢うことは玉の緒のようなほんの短い時間なのに、噂に名が立つのは吉野川の激つ瀬のように早く大きくなってしまうようだ

なんともうまくいかないものだなあと残念がっています。吉野川は奈良の吉野の川、奥深い山の神秘的な印象のある歌枕の場所です。

#古今集 , #恋歌三 , #玉の緒 , #吉野川

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ちのみゆき
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