古今集巻第十 物名 458番 1 ちのみゆき 2022年11月16日 09:39 からさきあほのつねみかの方にいつからさきにわたりけむ波路はあとものこらざりけり唐崎阿保経覧あの方の岸にいつから先に渡ったのだろう、船の波の跡も残さずに「いつから先に」と唐崎を詠み込んでいます。唐崎は琵琶湖の瀬田のあたりです。対岸へ渡る時に置いていかれたという意味と、思いを寄せていた女性を別の男性が先に言い寄ってしまったというような意味が重ねられているように思います。 #古今集 , #物名 , #唐崎 , #阿保経覧 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #物名 #唐崎 #阿保経覧 1