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古今集巻第十二 恋歌二 597番

題しらず

つらゆき

わがこひはしらぬ山路にあらなくにまどふ心ぞわびしかりける


題知らず
紀貫之
わたしの恋は、知らない山道を行くようなものではないのに、迷う気持ちが深いのは悲しいことだ

相手にも伝わっていて、どうしたら良いかも見えているのに、なぜかつらく悲しいのはどうしてだろう、みたいな歌です。恋をするとは、そういうものなのかもしれない、とでも言いたいのかもしれません。

#古今集 , #恋歌二 , #紀貫之 , #しらぬ山路 , #惑ふ心

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