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古今集巻第十 物名 461番

よどがは

つらゆき

あしひきの山べにをれば白雲のいかにせよとか晴るる時なき


淀川
紀貫之
裾をひく美しい山のあたりにいると、白雲はどうしろというのか、晴れる時がない


「いかにせよとか晴るる」に淀川を詠み込んでいます。自分の心も晴れる時がないと嘆いているのだと思います。

#古今集 , #物名 , #淀川 , #紀貫之


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