古今集巻第十八 雑歌下 958番 9 ちのみゆき 2024年8月6日 09:40 題しらずよみ人しらず世にふればことのはしげきくれ竹のうきふしごとに鶯ぞなく世に古れば言の葉繁き、呉竹の憂き節毎に鶯ぞ鳴く世の中で過ごしていると、あれこれと言われる事が多い、呉竹の節ごとほど頻繁にうぐいすが鳴くように、憂いのある時ごとにわたしは涙を流している呉竹は、真竹、淡竹のこと。竹には節が沢山あること、うぐいすはいったん鳴き始めると頻繁に鳴くことを、自分には泣きたくなる時節が頻繁にある、と竹と鶯とで二重に喩えています。 #古今集 , #雑歌下 , #呉竹 , #鶯 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #鶯 #呉竹 #雑歌下 9