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古今集巻第十一 恋歌一 471番

題しらず

紀貫之

吉野川いは波たかく行く水のはやくぞ人を思ひそめてし


題しらず
紀貫之
吉野川の岩瀬に当たる波は高く行く水は速い、そのように激しく早くあの人を思い初めて、思いに染まってしまった

「吉野川岩波高く行く水の」は「速く」を言うための序詞(じょことば)です。急な思いにとらわれた激しい恋だということでしょう。

#古今集 , #恋歌一 , #吉野川 , #岩波 , #紀貫之

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