古今集巻第十二 恋歌二 598番 3 ちのみゆき 2023年5月22日 11:25 題しらずつらゆき紅のふり出でつつなく涙にはたもとのみこそ色まさりけれ題知らず 紀貫之 紅色を絞り出して染めるように、振り絞りながら泣く涙で、袂だけは濡れて色が濃くなっている「紅(くれない)のふり出づ」は、紅花を絞って赤く染めることを言うようです。紅花を絞る、涙を絞り出す、濡れた袖を絞る、という言葉の重ね方をしています。 #古今集 , #恋歌二 , #紀貫之 , #紅のふり出づ ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #紀貫之 #恋歌二 #紅のふり出づ 3