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古今集巻第十一 恋歌一 504番

題しらず

よみ人しらず

わがこひを人しるらめや敷妙の枕のみこそしらばしるらめ


題しらず
よみ人しらず
わたしの恋をあの人は知っているだろうか、知っているものがあるとしたら寝床に敷く枕だけは知っているだろう

「敷妙の」は枕にかかる枕詞で、寝るときの敷物の布のことです。自分の秘密は枕だけが知っている、寝るときに思いにふけって涙を流し枕を濡らしているということでしょう。

#古今集 , #恋歌一 , #敷妙の


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ちのみゆき
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