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古今集巻第十　物名 432番

ちのみゆき

やまがきの木

よみ人しらず

秋はきぬ今やまがきのきりぎりすよなよななかむ風のさむさに


山柿の木
よみ人しらず
秋がやって来た今、垣根のこおろぎは毎夜鳴くのだろうか、風の寒さを

「今『や間垣のき』りぎりす」と詠み込んでいます。「きりぎりす」は、こおろぎのことです。今のきりぎりすは「機織り（虫）」と言うそうです。

#古今集 , #物名 , #山柿の木 , #秋


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