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古今集巻第十二 恋歌二 611番

題しらず

みつね

わがこひは行くへもしらず果もなし逢ふを限りと思ふばかりぞ


題知らず
凡河内躬恒
わたしの恋は行く先もわからないし終わりもない、ただ逢えることが一番の行き先と思うだけだ

「限り」は、それで終わりのような意味ではなく、そこが一番良い行き先(最大限の位置)ということだと思います。

#古今集 , #恋歌二 , #凡河内躬恒

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ちのみゆき
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