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古今集巻第十一 恋歌一 527番

ちのみゆき

題しらず

よみ人しらず

涙川枕ながるるうきねには夢もさだかに見えずぞありける


題しらず
よみ人しらず
涙の川に枕まで浮いて流れてしまうほどの悲しみの中で眠る時は、夢もはっきりとは見えないもののようだ

涙が流れているので夢もはっきり見えないと嘆いています。
「うきね」は「浮き」「憂き」「寝」「音（声）」の掛詞。

#古今集 , #恋歌一 , #涙川 , #うきね , #夢

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ちのみゆき
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