古今集巻第十八 雑歌下 941番 11 ちのみゆき 2024年7月10日 09:31 題しらずよみ人しらず世の中のうきもつらきもつげなくにまづしるものは涙なりけり世の中の憂きも辛きも告げなくにまづ知るものは涙なりけりこの世の中の憂い(うれい)も辛いことも、誰にも告げていなくても、それを最初に知るものは涙である誰にも辛さを漏らすことができず、一人耐えて涙を流す様子を詠んだ歌です。辛いなあと思ったときに、その辛さを知って、涙が「辛いんだね、わかっているよ」と出てきてくれる、そういう意味だと思います。 #古今集 , #雑歌下 , #世の中 , #憂き , #辛き , #涙 ダウンロード copy #涙 #世の中 #古今集 #雑歌下 #憂き #辛き 11 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 サポート