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古今集巻第十 物名 462番

かたの

ただみね

夏草のうへはしげれるぬま水の行くかたのなきわが心かな


交野
壬生忠岑
夏草が上に繁っている沼水のように、行く方のないやるせないわたしの心だ

「行く方のなき」に交野を詠み込んでいます。交野は大阪府の枚方の隣です。

#古今集 , #物名 , #交野 , #夏草 , #壬生忠岑

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ちのみゆき
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