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古今集 巻第七 賀歌 354番

もとやすのみこの七十(ななそじ)の賀の、うしろの屛風によみてかきける

そせい法し

臥して思ひ起きて数ふるよろづよは神ぞ知るらむわが君のため

本康親王の七十の祝賀の、親王の後ろの屏風に詠んで書いた歌
素性法師
寝ては考え起きては数えていますが、万代の御長寿は神だけが知るのでしょう、わが君のためには祈るばかりです

万代(よろづよ)は1万年のような長寿の意味です。

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