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古今集巻第十 物名 460番

かみやがは

つらゆき

うばたまのわが黒髪やかはるらむ鏡の影にふれるしらゆき


紙屋川
紀貫之
真っ黒なわたしの黒髪も変わったのだろうか、鏡に映る姿に白雪が降っている

「黒髪やかはるらむ」に紙屋川を詠み込んでいます。紙屋川は京都の北野天満宮の西側を流れる川です。
白髪の事を「降れる白雪」とたとえています。

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