古今集巻第十 物名 451番 1 ちのみゆき 2022年11月8日 09:57 にがたけしげはるいのちとて露をたのむにかたければものわびしらになく野べのむし苦竹在原滋春命をながらえようと思っても露をあてにするのは難しいので、なんとも言えないわびしい感じで鳴く野辺の虫たちだ「露をたのむ『にかたけ』れば」と詠み込んでいます。秋が深まると草に冷たい露がついても、それが命を長らえる糧にはならない。そう思うと虫の鳴き声もわびしく聞こえるのでしょう。自らの老いや今の身の上を考えているのかもしれません。 #古今集 , #物名 , #苦竹 , #露 , #在原滋春 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #露 #物名 #在原滋春 #苦竹 1