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古今集巻第十一 恋歌一 486番

題しらず

よみ人しらず

つれもなき人をやねたく白露のおくとはなげき寝とはしのばむ


題しらず
よみ人しらず
とてもつれない人を妬ましく思う、白露が置くように静かに起きては嘆いて、寝ようとしてはあの人がしのばれるのだ

「寝」は「ぬ」と読むらしいです。つれないのだから、あきらめて忘れればよいのですが、そうはできないのが恋ということなのでしょう。

#古今集 , #恋歌一 , #白露

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ちのみゆき
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