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古今集巻第十四 恋歌四 700番

題しらず

よみ人しらず

かくこひむものとは我も思ひにき心のうらぞまさしかりける

題知らず
詠み人知らず
このように恋するだろうとわたしも思っていた、心の予感は正しいものだった

「心のうら」は心の占で、自分で自分を占った、今後の出来事を予想したという意味。「まさしかりける」は「正しかりける」で占が当たっていたということです。
そうなると思っていたら、やっぱりその通りだった、という歌ですが、実際は思いもよらない恋に落ちてしまい、強がっているのかもしれません。

#古今集 , #恋歌四 , #心の占

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