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古今集巻第十二 恋歌二 583番

題しらず

貫之

秋の野にみだれてさける花の色のちぐさに物を思ふころかな

題知らず
紀貫之
秋の野に乱れるように咲いている花の色のように、さまざまに恋の行く末を思うこの頃だ

「秋の野に乱れて咲ける花の色の千種に物を思ふ頃かな」です。上の句は千種にかかる序詞です。

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ちのみゆき
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