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古今集巻第十 物名 444番

けにごし

やたべの名実

うちつけに濃しとや花の色を見むおく白露のそむるばかりを


牽牛子
矢田部名実
突然になんとも濃い花の色に見える、置く白露が染めただけなのだが


「牽牛子(けにごし、けんごし)」は朝顔のことです。「うちつ『けに濃し』」に詠み込んでいます。

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