古今集 巻第六 冬歌 314番 9 ちのみゆき 2022年6月17日 10:03 題しらずよみ人しらず竜田川錦おりかく神無月しぐれの雨をたてぬきにして題しらずよみ人しらず竜田川は紅葉の錦を織りかけている、神無月十月の時雨を縦糸、横糸にして 紅葉を錦の織物とたとえて、さらに時雨を織りこんでいるからこんなに美しいのだろうという歌です。神無月は暦の季節では冬なので、去っていった秋の名残りを錦の中にとどめたいという気持ちだと思います。 「たてぬき」は「縦緯」で緯は横糸のこと。 #古今集 , #冬 , #竜田川 , #錦 , #神無月 , #縦緯 ダウンロード copy #冬 #古今集 #神無月 #竜田川 #錦 #縦緯 9 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 サポート