古今集巻第十四 恋歌四 686番 3 ちのみゆき 2023年9月12日 09:47 題しらず凡河内躬恒かれはてむ後をばしらで夏草の深くも人のおもほゆるかな題知らず凡河内躬恒枯れ果ててしまった後のことも知らないで深く茂る夏草のように、離れてしまった後のことも考えずにいつの間にか深くあの人のことを思ってしまったかれはてむの「かる」は「枯る」「離る(かる)」の掛詞。「夏草の」は深くに掛かる枕詞。「おもほゆ」は自然とそのように思うことです。人の思ほゆるの「の」は格助詞ですが、連用修飾語的な用法で意味は「〜を」です。 #古今集 , #恋歌四 , #凡河内躬恒 , #夏草 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 応援してやろうということで、お気持ちをいただければ嬉しいです。もっと勉強したり、調べたりする糧にしたいと思います。 チップで応援する #古今集 #夏草 #凡河内躬恒 #恋歌四 3