夜回り先生にとっての灯りはあったのだろうか。
どもども。青木です。
8月21日に更新された夜回り先生こと、水谷修さんのブログが心配されています。
こちらは本編のブログです。
私は人が社会的に生きていく上では"バランス”が大事だと日頃お伝えしております。
誰かに大切にされることで、自分を大切にできる。
自分を大切にできることで、誰かを大切にできます。
ある場所では下っ端でへいこらしていても、
どこかでチヤホヤしてもらうことで。
人との繋がりの中に己を真っ直ぐに認識し、心のバランスを取られるのです。
このバランスが崩れている状態、真っ直ぐに認識できないときに、人は無力さを感じ、時に傲慢になり、大切なものを失うように思います。
最後のブログ更新日の1週間前、先生は『相談件数が急激に増えています』。というタイトルでブログを更新し、
「もうすぐ全国で学校が始まります。
私にとって一番怖い一ヶ月が始まります。
頑張らないと。」
と終わっています。
先生が夜回りを始めたのは約30年前。
ガンに侵されながら、子どもたちに「生きて」というメッセージを伝え続けた先生自身の心を支えてくれる人はいたのだろうか。
優しい先生に優しくしてくれる人は、いたのだろうか。
そんなことを考えながら、先生のブログを読んでおりました。
先生のオフィシャルウェブサイト名、『あした、笑顔になあれ』。
今は『あした、笑顔になあれ』と夜回り先生へ祈って。
Photo by Randy Jacob on Unsplash