見出し画像

【概説】Coworking Europe現地レポート 

funky jumpの青木です。先日行ってきたCoworking Europeにて得た知見をシェアいたします。更にヨーロッパの今後の日本のフレキシブルワークスペースの展開についても考察しております。"これまでにないワークスペースを作りたい!"、"今運営しているワークスペースを進化させるために知見を得たい"という方はぜひご覧くださいませ。

【まとめ】ヨーロッパのフレキシブルワークスペース産業の現在

ヨーロッパにおけるコワーキングスペースを含む、フレキシブルワークスペース産業においては下記の産業動態が見て取れる。
 1. コミュニティについて従来から情緒的価値が訴求されてきたが、価格への転換という実態的価値を持った不動産ビジネスとして成熟過程にある
 2. "コミュニティ"という言葉が指す意味合いが二極化。オープン×アットホームなライフスタイル的繋がりとクローズド×ビジネス貢献に立脚した機能的繋がりへ。
 3. フレキシブルオフィスのビジネスモデルは席を埋める→コミュニティによる高単価化→より収益性の高いキャピタルゲインや付加価値創出(アクセラレーター、エリアコンサルティング)のビジネスへ発展

以降で詳細な内容をお伝えする。

ここから先は

6,024字 / 11画像

¥ 29,800

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?