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神智学協会

神智学協会(Theosophical Society)は、
ヘレナ・P・ブラバツキー(マダム・
ブラバツキー、ブラバツキー夫人)、
スティール・オルコット(オルコット大佐)
らが、1875年にニューヨークで立ち上げた
神秘思想団体です。

神智学(セオソフィー)を基軸と
しており、ルドルフ・シュタイナー
(神智学協会ドイツ支部事務総長)、
C.W.レッドビーター等を排出しました。

セオソフィーは、この団体が提唱した
ものではなく、それ以前からあります。

その概要は、神秘的直観(直接的観想)
や思弁、幻視体験、啓示、などを通じて、
神に関する神聖なる知識の獲得や、
高度な認識に達しようとするものです。

接神論とも言います。

神智学協会は仏教、ヒンドゥー教、
ヨーガといった東洋的宗教・神秘思想を
西洋へ広く紹介しました。

近代神秘学(オカルト、ニューエイジ)
の礎を築いた団体です。

即ち、大衆的なオカルティズムの起源であるとも言えます。

活動は下火になりましたが、現在も継続
しています。

日本ロッジの入会の案内がホームページに
載っており、定期的な勉強会や、出版物の
案内も掲載されています。

なにやら茫漠としたイメージですが、
その思想体系の詳細は他稿に譲ります。

私は会員ではありませんが、私の
オカルティズム、スピリチュアリズムの
探求の原点は、正にこの協会を主宰した
マダム・ブラバツキーの著作に
あるのです。

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