P)売上=序列なのか?
おはようございます!
最近メンバーシップ限定オープンチャットで突発的にライブトークを何度も行っています。
Xのスペースみたいな機能で、セミナーのように一方的にしゃべくることもできれば、参加者を募って座談会のようなこともできます。
今まではnote記事の延長で、僕の考えていることを体系立てて語るとか、登壇者を募って対談を行ったり、質疑応答を募集したりなどしていました。
先日はそうではなくて特にトークテーマは決めず、「最近のメンバーシップどう思います?」みたいな軽い感じの相談。
「扱って欲しい記事のテーマとか、記事更新以外にあったらいいなと思うサービスあったら教えてください!」と広く意見を募りました。
いくつかご提案いただいた中で興味深いご意見がありました。
これを聞いて僕がメンバーシップを作った意味というか、運営の方向性みたいものが明確になった気がしました。今日の記事ではそのことについて書いていきます。
誰しも売上を過剰に気にしてしまう
商品販売を行っているとどうしても売上というのは気になってしまいます。しかも自分の売上単体が気になるというよりは、他人と比べて自分の売上がどうなのかというのを誰しも考えてしまうものなのです。
これは人間に備わっている本能みたいなものらしく、避けては通れません。「他人と比較したって意味ない」「自分の数字だけ淡々と追えばいい」「自分が作りたいものを作れれば売上なんて関係ない」とかなんとか言う方がいますが、それは裏を返せばそうやってわざわざ発言して意識しなければ売上が気になってしまうし他人と比べて一喜一憂してしまうのです。
しかもこの本能はどんな売上額になっても反応してしまいます。
売上が5万円のときは売上20万の人と比べて落ち込んでしまいます。その後売上30万40万になると、売上100万の人と比べて落ち込んでしまいます。ここまでは何となく想像できる人は多いんじゃないかなと思います。
「月100万も儲かればかなり満足度上がるでしょ」「毎月安定して200万とか300万なんか儲かっちゃったらもう人生上がりじゃん」
そんなことを考えているかもしれません。
しかし残念ながらどれだけ売上が高くなっても他人と比べて落ち込む本能は発生してしまいます。
むしろ売上が高くなれば高くなるほど落ち込みが激しくなる傾向すらあります。僕自身売上が伸びれば伸びるほどプレッシャーが高くなってると感じるし、月200万の収益を安定して出せるようになりはしたものの、「これまで結構頑張ってきたけど、これよりも売上高い人がこんなにいるのか…」と考えてしまうことが今でもよくあります。
稼いだ先にゴールなんてない
僕の記事の中で何回か言及していますが、本能として備わっていて抗えない部分は理性でコントロールする必要があります。
眠い、お腹空く、ムラムラする、みたいな本能は誰しも感じるもので、これらを0にすることは不可能です。感じてしまうのは抗えないものとして受け入れ、上手く付き合っていく必要があります。
しかし全てを上手くコントロールできている人は少ないと思います。お腹空くとどうしてもたくさん食べてしまうとか、ムラムラしたら発散せずにはいられず他のことが手につかなくなってまうとか、本能に振り回されてしまうことが誰しもあるでしょう。
売上に関しても同じです。「全く気にしない」みたいなことは不可能と割り切り、上手く付き合っていく必要があります。しかし大抵の人は他人と比べて、自身の売上の低さを気にしてしまいます。これはどんなに稼ぎの額が上がっても同じです。
XのようなSNSは特にそうですが、「売上至上主義」的な価値観が横行しています。「稼ぐ人が正義」「稼がないと人権なし」「稼いでからものを言え」みたいな発言が多いと思いませんか?僕はそのように感じています。
そんな周りからの圧をいちいち間に受けて稼ぎに邁進したところでゴールなんて存在しません。なぜなら人は常に他人と比べてしまうからです。どれだけ稼いでも上には上がいます。勝てない人がいます。あなたは必ず負けます。落ち込みます。稼げば稼ぐほど絶望に向かっていってしまうというアホみたいなことをしているのが「売上至上主義」なのです。
他人との比較に折り合いをつける方法
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