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売上を下げるとかえって売上が上がるという逆説
おはようございます!
先日このような記事を書きました。
「作品作りとか文章書きは効率性を求めると質が低下して売上減少を招くから手を緩めない方がいいよ!」
というのが要約になります。例としてこのnote記事はあえて効率性みたいものは求めず、毎回必ず重要テーマを盛り込み、皆さんの普段の作品作りや売上向上に寄与するような深い内容の記事にしようと心がけ、しっかり時間と手間をかけて制作しています。
同人AV制作に関して言うと、僕の場合はFC2コンテンツマーケットが活動の中心だったころは商品紹介文執筆に命を懸けていたけど、myfansが活動の中心の活動になってからは商品紹介文執筆に全く力を入れなくなってしまい、FC2の売上は大幅に落ちてしまった、という話を書きました。
ここまでの流れで言うと以下のように考えを改めるのが正しいように聞こえるかもしれません。
「商品紹介文の質が低下してしまい売上が落ちてしまったのだから、今一度商品紹介文執筆への労力と時間を増やしてFC2の売上を回復させ、全体の売上向上を図ろう!」
一見正しそうですよね。そして実際にそれを実行すれば多少なりとも効果は出るかもしれません。
しかし僕の意見としてはこのやり方は明確に間違っています。むしろFC2の売上を下げたことが大正解だったとすら認識しています。
今回の記事では「売上を下げる決断が売上を伸ばす要因になるという逆説構造」について書いていきます。
売上を下げる決断をしたときの話
僕がFC2コンテンツマーケットをメインプラットフォームとして使用していたのは2020年~2022年の約2年間。この時期のFC2は他のプラットフォームと比べても一線を画すくらいプレイヤーもユーザーも活発にFC2を利用していました。
そのためFC2に労力と時間をかければかけるほど収益が毎月倍々ゲームで増えていくという夢のような市場環境でした。
この時期の最適解としては「FC2で最高に抜ける作品をリリースする」→「その作品を全力で推し続ける」でした。
しかしそんな絶頂期の「FC2にとって都合の悪い事件」が起こりました。それは「販売者一斉逮捕事件」「クレカ一斉使用停止事件」です。
これらの事件の内容は本題から逸れるので詳細は省きますが、とにもかくにもFC2は運営上の大打撃を受けたのでした。
FC2はそこから立ち直るために「作品登録の管理体制の強化」を断行しました。今まで以上に契約書や身分証チェックを厳格化、さらに商品紹介文の文言チェックが厳しくなりました。
これにより販売を諦めた販売者が続出、さらには作品数や良作が減ったことによるユーザー離れも加速し、FC2での取り扱い金額の総量は大幅に減少したのは確実です。
この状況を察した僕は確信しました。
「FC2は必ず落ち目になる。この市場で戦っていても勝機は薄い。自分の持ち味も活かせない」
かくして僕は「より戦っていけそうな市場選択」をする決意を固めたのです。
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