P)「わかってるつもり」を防ぐためにはアウトプットせよ
おはようございます!
本題の前にお知らせをさせてください。
8月22日(木)に東京で第5回メンバーシップオフ会を開催します。
同人AV制作者同士の横のつながりってなかなか生まれないものだと皆さん実感していることと思います。良くてX上でよくコミュニケーションするようになる程度で、対面で会う関係になるというのは非常に稀です。
例え交流会的なものが開催されるにしても、「何か危ない人がいたら怖い」「変な集まりだったらどうしよう」という不安がぬぐい切れなかったりします。所詮アダルトビジネスなのでイベントの安全性の担保は非常に難しいのです。
しかし、本メンバーシップオフ会では、参加者全員がメンバーシップに加入して下さっている方々。皆さん真面目に同人AV制作に取り組んでいらっしゃる方ばかりで一定以上の信頼感と安心感のおける方しかいません。
これまで4回オフ会を開催していますが、そのどれもが有意義な情報交換・交流を行うことができました。まだ活動始めていない方も、スタートしたけれど伸び悩んでいる方も、それなりに稼いでいる方も、年商億超えの巨匠も、男性も女性もハメ.撮りアカウントの方もカップルアカウントの方も、とにかく多彩なメンバーが参加されています。
参加条件は僕のメンバーシップに加入して下さっていること、同人AV活動をされていること(これからスタートの方もOK)、最低限のルールとマナーを守れること、それだけです。
あなたの同人AV活動に必ず良い影響を与えることを保証します。
ご興味ある方はぜひ下記の掲示板より参加申請をよろしくお願いします。
(掲示板を閲覧するためにはメンバーシップへの加入が必要です)
さて、ここからが本題です。
「自分でもできる!」と勘違いしてしまう罠
こちらの本をご存知でしょうか。
いわゆる「認知バイアス」について書かれている本で、「人間はこのようにして勘違いしてしまう」みたい感じのことが語られています。
その中で「流暢性効果」というものが扱われており、ここは多くの人が陥ってしまって特に注意が必要そうだな―と思いました。
どういうものかというと、例えばダンスの動画を見るとします。プロのダンスでもいいし、「踊ってみた」みたいなものでもいいし、Tiktokに流れているちょっとしたダンス動画でもいいです。
それを何十回も見ると人は「これは自分でも踊れそう」と思うらしいのです。
いかにも簡単そうに、スムーズに踊っている動画を何度も見てると簡単そうに見えてしまうんですね。しかし実際にそれを躍らせてみると全然踊れない人がほとんどでしょう。
もう一つ、例えば「飛行機について知っていますか?」と質問されると、別に飛行機くらい当然知っているし、どんなものかもわかります。なのでみんな「良く知っています」と思ってしまうらしいのです。
しかしもっと突っ込んで「飛行機はどういう原理で飛ぶのか」「時速何kmで進むのか」「飛行機会社は全部で何社あるか」とか質問するとほとんどの人が答えられないらしいんですね。
このように、「なんとなくフワッと知っている程度のものは、簡単そうに思えたり、よく知っているって勘違いしてしまう」というのが流暢性効果なのだそうです。
これって同人AVでもあるあるなんですよね。
例えばハメ.撮り動画を撮りたいと思って売れてるハメ.撮り動画を見ます。何10本も見てるうちに「これなら自分でもできそう」って思ってしまうんですが、実際にやってみると全然できない。
「ハメ.撮りについて知っていますか?」と聞かれたら大体の人は「よく知っている」と答えると思いますが、細かい知識や技術について聞かれたら答えられない人がほとんどだと思います。
僕が普段書いているnote記事も、読んでみると「なるほどそういうことか!めっちゃわかりやすい!」って思ってもらえると思うのですが、その直後に「では今読んだ記事を自分の言葉でわかりやすく説明してみてください」なんて言われたら途端に困ってしまう人は多いのではないでしょうか。
流暢性効果の罠というのはそういうことです。
インプットしたことはアウトプットして初めて効果が深まる
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