販売者間の良好な横のつながりを作る方法
おはようございます!
日曜日の今日は作品作りのノウハウやマインドに話とはちょっと離れて、「仲間づくり」の話です。
同人AV界隈であるとかアダルトビジネス界隈というのは、販売者の横のつながりが薄いと言われています。業界にインフルエンサーと言われる人なんてほとんどいないし、販売者同士が集うコミュニティなんてものもほぼほぼ存在しません。
個々の販売者がそれぞれ独立して活動してるだけで、ネット上では情報交換なんて行われず、あるのは胡散臭い高額情報商材くらい。
僕も例に漏れず孤独な状態からスタートし、X(当時はTwitter)を始めたもののフォロワーなんて全然増えないし、同業の人を見つけても「撮影者募集!」みたいなアカウントくらいしかなく、とても「仲間」と呼べるような人が見つかるような環境ではありませんでした。
にも関わらす、現在では多くの販売者仲間に恵まれ、こうやってメンバーシップを開設し実に150名以上の販売者ネットワークを構築するにまでなりました。ここに辿り着くまでにはいくつか重要なポイントがあったように思います。
とういうことで今回は「販売者の横のつながりをどうやって作っていくのか?」というテーマで記事を書いていきます。
活動を始める
当たり前のことですが、自身が同人AV活動に取り組んでいることが大前提です。
「これから活動始めたいんで誰かいい人いないかなー」みたいなエアプ状態では良い人には巡り会えません。正確にいうと例え出会えたとしても相手にしてもらえません。
「初心者だけど勇気を出してDMしてみる」見たのもちょっとズレています。誰かに弟子入りするとか、その方がDMを受け付けているという前提ありきで送るとかならいいですが、そもそも自分から何も与えるものがない状態で他人から何かを求める、ということは推奨されません。
まずは自分が与えられるもの=商品を持つことから始めましょう。同人AV販売者と繋がりたいなら同人AV作品という商品を持つことが一番手っ取り早いです。
発信し続ける
これは作品を出すという意味でもいいし、X等でポストするという意味でもいいです。とにかく自分の考えや言葉を発信しましょう。販売者仲間に自分を認知してもらうためにはまず「あなたが何者なのか」ということがわからなくてはなりません。
同人AV作品が充実していればその作品からあなたの作風や人柄などが知れるし、Xで定期的にポストしていればそこからあなたの考えやキャラクターがわかったりします。
発信する上では必ず自分の本音を込めましょう。人は上部だけの作品・言葉には反応しません。あなたの心からの性癖から生まれた作品、または本音のこもった言葉にこそ共鳴してくれます。
フォロワーの大小は関係ありません。自分を貫くことが何よりも大事です。
出会いのキッカケを活かす
作品を継続的にリリースしたり、Xでの発信を続けていると、必ず何かしらか「出会いのキッカケ」が生まれます。
他の販売者と絡む機会ができたら積極的に交流しましょう。冒頭で書いたように基本的に販売者は孤独です。何かしらこちらに対してアクションしてきたり、交流の余地を見せているということは、ほぼ確実に向こうも仲間を欲しています。これを逃さない手はありません。
僕が今でも仲良くしている販売者さんとの出会いは、向こうが僕の作品を大量購入してくださったことがキッカケでした。向こうから丁寧にDMを送ってくださり、僕も心を込めて返信しました。
その後「一度コラボ撮影しませんか」とご提案いただきました。実はこれに対しては僕は非常に悩みました。というのも、アカウントの方針として他の販売者と絡んで撮影することにメリットが少なく、コラボしても売上や知名度にはあまり貢献しない可能性が高かったのです。
しかし、僕はその悩みを2秒後には捨て去り、直後に「いいですね!やりましょう!」とお返事していました。
アカウントの売上以上に販売者同士の関係構築をすることに大きなメリットがあると感じたからです。きっと今回のお話を受けることで、この販売者さんと今後何かしら良い関係を築けそうというある種の確信がありました。
コラボ作品に関しては僕の方は予想通りあまり売上はふるわなかったのですが、コラボした販売者さんとは今や盟友と言えるレベルで仲良くなりました。
コミュニティに所属する
販売者同士のつながりが薄い、と書きましたが、一部販売者同士は密につながっていたりします。数十人規模の大きなコミュニティはないけど、2〜3人とか5〜6人みたいな少人数のグループそれなりに存在します。
販売者仲間を一人、また一人と増やしていくと、どこかで「その販売者が所属する少人数グループ」みたいところに行き着きます。そのグループの一員に自分もなりましょう。
コミュニティに所属した場合に重要なことは、なるべく自ら率先して価値提供することです。こういう時に損得を考えてはいけません。自分から与えてしまったら損しそうな感じがありますが、実は先に与えちゃった方が後から受け取れる分は多くなります。
この「与えたらそれより多くを受け取れる=相手は受け取るとそれ以上にお返しをしたくなる」という原理を返報性の法則と呼びます。これを活用しましょう。
自分に置き換えてみたらわかるかと思いますが、こちらから何もしてないのにあちらから積極的に親切してくれたり、何か重要な情報を提供してくれたら嬉しいですよね。「この受けた恩に対して何かお返しをしなければ」と思うのが正常な思考です。
これを自分が率先して行うことができれば、コミュニティの中であなたの評価は必ず高まるし、結果的に自分の取り分は大きくなります。
メンバーシップも出会いのキッカケ
このメンバーシップを作った理由の一つに「販売者同士の健全な横のつながりを増やしたい」というものがあります。"健全な"とあえて書いたのは、ただ作品販売していたりXで発信しているだけだと、良い人に紛れてヤバいやつからも絡まれたりしてしまいます。うまくかわせればいいですが、残念ながらそのせいで嫌な思いをしてしまう人も少なくありません。
僕のメンバーシップのように、わざわざ一定の金額を支払ってコミュニティに所属しようとする方は基本的に"健全な"販売者です。販売をまだ行なっていない人もいるかもしれませんが、それでも無料の情報とかお手軽なものに飛びつくような乞食連中とは一線を画します。
僕はこのメンバーシップを開設したことによって関わる方の数が一気に増えました。皆さんもこのメンバーシップ入会が新たな出会いのキッカケになるということは十分にあり得ます。
横のつながりが増えると手に入る情報の質も量も劇的に変わります。それは自身の販売活動にも良い影響を与えることと思います。
オープンチャットや、オフ会の開催、ライブトークの実施など、交流の機会はふんだんに用意されています。
是非ともメンバーシップをフル活用して横の繋がりを増やしてください。
(もちろんメンバーシップは情報収集用で、自身は孤高を貫いて活動される、という方はそのスタイルを全力で応援します!)
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