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売れる撮影方法は〇〇〇一本撮り

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おはようございます!

今日は撮影方法の話です。

同人AV制作を行っているみなさんはどういう撮影方法をしているでしょうか。

人それぞれ使っているカメラは違うでしょうし、撮り方も様々あると思います。

僕自身も今まで様々なカメラを使ってきたし、様々な撮影方法を試してきました。活動を続けていく中で多くの撮影者さんとの出会いがあり、そのたびに「どういう風に撮影しているんですか?」という質問を繰り返してきました。

今回の記事では「僕が今現在考える最強の撮影方法」について書いていきます。


そもそもの大前提の話

万人共通の絶対的正解は存在しない」というのは最初に断らせてください。

これからオススメの撮影方法をご紹介しますけど、本当に大事なのは「なぜその撮影方法がオススメなのか?」の理由部分です

もちろんそのままやり方をパクっていただいてもいいんですけど、何も意識しないでただただ真似るだけよりも、「今現在行っている撮影方法の意図」みたいものを意識するだけで撮れ高は確実に変わるし、今後の撮影技術の向上にも大いに寄与してくれます。

その点踏まえて続きをお読みください。

初心者に最もオススメする撮影方法

まだ撮影に慣れていないとかまだ販売活動始めて間もない初心者の方にオススメする撮影方法は「スマホ一本撮り」です。

一般的な男女のハメ.撮り撮影なら、スマホを片手に持ってラブホに乗り込みスマホ付属の小っちゃいライトを点けるだけで本番に臨みましょう。

「スマホを手に持たずにどこかにおいて両手を使ってセッ〇スに集中したい場面がある」という場合には三脚を一本持って行くといいでしょう。

枕元や棚に置くなら小型の「くねくね三脚」、ベッド横において遠目から撮りたいなら「SLIK GX6400」がオススメです。

上記紹介しているくねくね三脚にはスマホホルダーも付いているのでかなりお得です。

スマホのライトが心もとない場合はスマホホルダーの上にビデオライトを付けると明るさがパワーアップします。

ちなみに三脚を使ってスマホをどこかに置いて撮影する場合は「インカメラ」で撮影しましょう。外カメラを使って撮ってはいけません
(理由は後述します)

スマホ一本撮りを勧める理由は以下の通り。

・いつも使っているものなので扱いやすい
・自分でどういう映像を撮っているのかの確認がしやすい
・テキトーに撮るとすぐに使えない映像に成り下がる

いつも使っているものなので扱いやすい

スマホを使っていない人などほぼあり得ないのでみなさんスマホはかなり身近な存在です。下手に撮影用にカメラを新調するよりスマホ使った方が良い撮影ができます。

自分でどういう映像を撮っているのかの確認がしやすい

良い作品作りたいなら常に自分の撮っている映像を確認するのが必須です。最近のスマホは画面がかなり大きいので、ビデオカメラやアクションカメラのような撮影専用機よりもはるかに撮影中の映像を確認しやすいです。

定点で撮影する場合にインカメで撮った方がいいのはこれが理由で、例え置きカメラにした場合でも「今どういう映像が撮れているか」は常に意識した方がいいです。そのためには多少画質を捨ててでも撮影映像をモニターできるようにしましょう。

テキトーに撮るとすぐに使えない映像に成り下がる

正直スマホの画質が最高に良いとは言えません。手ブレしやすいし周りが暗いと画面がすぐにザラつきます。置きカメラする場合に設置場所間違えたらゴミみたいな映像にしかなりません。

しかしそれは裏を返せば「スマホで良い映像を撮れたらかなり技術が向上した証拠」ということです。

先日対談した裏垢男子A氏も初期はiPhone一本撮りでハメ.撮りを始めています。それでも十分売れていたけど、さらなる高みを目指してカメラをアップグレードしたり周辺機器を充実させていったという背景があります。

スマホ一本撮りは撮影の地力を高めるには最強の撮影方法と言えます。これでシコイ映像が撮れたら撮影技術は申し分ないと言っていいです。

間違っても自分の売れない原因を「カメラのせい」にしてはいけません。売れる人はどんなカメラを使っても売れます

「カメラを変えたおかげで売上が上がった」という人は当然いらっしゃるでしょうし、僕もカメラをiPhoneからミラーレス一眼に変更してから作品のクオリティが格段に上がり、売上にも大いに反映されました。

しかし少なくとも「カメラを変えたおかげで売れない底辺販売者から急激に売れっ子になった」という人を僕は知りません。本質はそこじゃないからです。

カメラを二つ以上使う場合の注意点

「手持ちカメラと定点カメラを二種類使いたい」という人も多いでしょう。その場合の注意点としては「なぜカメラが二つ必要なのか」ということと「完成作品の映像がどうなるかを常に意識する」ということの二つがあります。

例えば手持ちカメラは非常にわかりやすく、その撮影した映像をそのまま製品版することが前提となっています。

一方で手持ちカメラを撮りつつも定点カメラを撮る場合はその役割が変わります。

「手持ちカメラを使わないときにプレイ全体が映っている映像を使いたい」と思っているのか、「基本は手持ちカメラの映像を使うけど、万が一手持ちカメラの映像が気に食わなかった場合に定点で撮った映像があれば保険になる」と思っているのかによって全然違います。

今現在の僕の率直な意見としては、後者の理由の場合は定点カメラを置かない方がいいです

「保険としてカメラを置く」みたいな考えをしていると、手持ちカメラと定点カメラそれぞれに対しての「撮れ高」の意識が薄れます。「手持ちカメラ失敗しても定点カメラあるし」とか、「定点カメラは保険で撮ってるだけだからそんなに意識しなくていいか」と、作品作りに対する熱量が著しく下がってしまいます。

それだったらもういっそ手持ちカメラ一個だけを使い、「このカメラで撮った映像がそのまま作品になる」「撮影に失敗したら作品のクオリティ低下に直結する」というようなプレッシャーの中で撮った方が確実に作品作りに対するコミット度合いは高まります。その方が作品のクオリティが高まるであろうことは明らかです。

複数カメラを使いこなす販売者は作品へのこだわりがすさまじい

僕のお友達に覆面監督さんという方がいらっしゃるのですが、彼の場合は撮影時にカメラを3台以上使いこなします。彼のアカウントを訪ねてみると一作品あたりに「メインカメラ」「正面カメラ」「足元カメラ」「俯瞰カメラ」など複数のアングルから撮った映像がセットになって販売されており、そのボリュームに圧倒されます。

なぜ彼はそこまでたくさんのアングルで撮影しているのか?

答えは一つで、「それぞれのアングルを撮影する明確な意図があるから」です。

間違っても「失敗した時の保険として念のため撮ってる」みたいな消極的な理由ではないでしょう。

僕自身も一撮影あたりカメラを3つほど使う場合が多いですが、それぞれのカメラに明確な意図があります。「念のため設置してるだけ」みたいなカメラは一つもありません。

もちろん活動初期は「念のため設置してるだけ」のカメラも少なからず存在しました。しかしそういった消極的な理由で撮った映像は大抵撮れ高がなく、販売作品で使用したことはほとんどありません。「他に採用できるアングルがなくて仕方なく使った」ということもあるにはあるのですが、その場合は全然売れないか、購入して下さったユーザーから「ここのアングルが不満でした」と明確なクレームをいただいてしまいました。

「売上を高める」「顧客満足度を上げる」という視点からすると「保険として念のため撮影しておく」という行為をする意味は限りなく0に近いです


ということで今回の記事では「売れるための撮影方法」について書きました。

売れる人ってのは映像に必ずこだわりもって撮影してます。テキトーにやってて売れるのはただの天才ですし、その天才ですら「俺はこれがいいと思うから撮った」とこだわりが必ずあります。少なくとも「保険で念のため撮ってた映像が激バズりした」みたいことはほぼあり得ません。

初心者だけどこれから売れる映像撮れるようになりたい」という人は、ぜひ「スマホ一本撮り」でシコイハメ.撮り撮れるようになってください。定点撮影する場合でも必ず撮れ高を意識して撮影に臨みましょう。

失敗も多くなるかもしれませんけど、それだけプレッシャーかけて本番臨み続けていればかならず急成長できます。

あなたの作品のクオリティが高まるよう応援しています

それじゃまた。

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