想像もしなかった『オンラインの弊害』に戸惑った
昨日は、旅行後の興奮冷めやらぬ中、ただ友達たちへのラブを書き殴っただけになりましたが、もう少し思うことがあり、綴り始めました。
それは、私はオンラインに頼りきって本当に良かったのか、ということ。
昨日は友達2人との久々の再会だったんですが、どちらともオンラインでは何度も顔を合わせていました。
そのせいか、対面での再会に感動がほとんどなかったんです。(うち1人は2年振りなのに…)
いや、嬉しかったのは嬉しかったんだけど、ずっと待ち焦がれていた再会が叶った感が薄かったというか、久々感が全くない。
それがなんだか寂しく、がっかりしてしまって。誰が悪いとかではないんだけど。
なんでもオンラインで出来るとは言え、対面の強さには劣るというのは多くの人が頷くと思います。実際、旅行中もやっぱり対面の会話は楽しくて、オンラインの比じゃないくらい盛り上がりました。
だからいくらオンラインでの会話を増やしたって、対面にはやっぱり勝てないんだと思います。
ここまでは想像通り。
でも、オンラインを増やせば増やすほど再会の感動が減るだなんて、聞いてない。むしろ「やっとリアルで会えた〜~~!」と感動が増幅すると思ってたのに。
これが衝撃的でした。
大切な楽しみに取っておくべきだったかな、とオンライン飲み会をほんの少しだけ後悔しちゃいました。
あと、もっと手軽なとこでいうと、SNSを頻繁に更新する人って、わりと事細かに近況を知れるじゃないですか。
どこのカフェに行ったとか、誰と会ったとかいう日常生活から、結婚や出産など一大ライフイベントまで。
タイムリーに知れるし、リアクションから会話が始まったり、もちろん良い点もたくさんある。特に、わざわざ会うほどじゃないけど気にはなる、みたいな友達なら、なおありがたい。
でも当然、流れてくる『大勢に向けた近況報告』より、生の『私に向けた言葉での近況報告』のほうが、やっぱり何倍も面白いし心に残るんですよね。
昨日会った2人のうち1人は、それこそSNSをあまり見る人ではないし、更新もほぼしません。
だから私ともう1人の近況をあまり知らなくて「へー!そんなことあったんや!」と大げさリアクション連発。
私ともう1人は「いやインスタ見てなさすぎ~(笑)」といじったけど、心の中では、その新鮮な感動が少し羨ましかった。
ちょっと前まで、お互いの近況がベールに包まれているなんて普通だったんだよな、と考えるとなんだか得も言われぬモヤモヤが。
かと言って、そのために必死にSNS断ちするのも、オンライン飲み会を拒否するのもおかしな話だけど。
もう少し、慎重にオンラインとの距離感を見極めるべきだったのかなと思いつつ、つい先ほど友達とまたapexの約束をしました(笑)
懲りないね。一度オンラインの便利さ、手軽さを知った私はもう戻れないんだろうな。
友達との再会を楽しむ傍ら、なんとも言えない寂しさを感じてしまった話でした。