年商6,000万円に到達したときに、大師匠から言われた言葉
もう、フィジカルの世界が十分わかっただろう？もう、ここまでやったら、お金のために、大切な人を守るために、働く必要はないだろう？ほとんどの人が、ここまで来る前にやめてしまう。よく諦めずに、ここまで頑張ったな。本当に大変だっただろう。自分も経験したことだから、どれほど努力したかは、よくわかる。もう、わかるな？もう、次にやるべきことは、数値目標を達成するための行動ではないことは、わかるよな？次は、何が起こり、何を経験し、何を学ぶのか？バリューレベルを学んだのだから、わかるな？
NLPのマスタートレーナーである、私の大師匠、Dr,タッド・ジェームズ（まだ、大師匠が御存命で元気だった頃）に会える時には、必ず、自分の数値目標と、その結果報告をしていました。私の人生を変えるキッカケを下さり、私を育ててくれた大師匠に、私が成長している姿を見て欲しかったし、報告したかったから。
ある年、このように報告しました。「タッド！ビックリして倒れないでくださいね！今年、6,000万円を達成しました！次は、1億円を目指して頑張ります！」そして、その私の報告を聞いて、大師匠が私にくださった言葉が、一番最初に書いた部分です。
私は、自分の受講生には、必ず数値目標を設定してもらうか？時には、相手を見ながら、その人が頑張れば到達しそうな数値目標を、私の方で設定します。なぜなら、フィジカルの部分（ある特定のバリューレベル）を、十分に経験している人が、ほとんどいないからです。それで、起業をしたり、独立しても、苦しい未来が待っているのを、知っているから。
そして、今の私だから、わかるのです。大師匠が、「次は1億円を目指します！」といった私に、もう十分わかっただろう？と言った意味も。当時の私は、大師匠が言っているのだから、きっとそうなのだろう。もう、ここで良いんだ。へー、そうなんだ。くらいにしか思っていなかったのだと思います。大師匠が私に伝えたかった＜本当の意味＞や＜本当の意図＞が、私には全く受け取れていなかった、汲み取れていなかった、のだと思います。今ようやく、自分がその立場になって、その位置まで到達して、ようやく、大師匠の言っていた意味や意図がわかるようになりました。それでも、まだ完全には理解できていないのかもしれませんが・・・
自分の見えている世界。自分が知っていること。いったい自分は、世の中の、世界の、何を知っているというのだろう・・・と思うわけです。今いる自分の位置からは、所詮、自分の位置から見える景色しか見えていない、ということなのだと思います。つまり、私が6,000万円程度の売り上げの時には、何十億も売り上げている人の話をいくら聞いても、全く＜意図も本質も＞本当の意味では理解できていなかった・・・。わかった＜つもり＞でいただけだった・・・ということです。どなたかの参考になれば、幸いです。
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