決断の遅い人は、その後の行動も遅い
『思考は現実化する』のナポレオン・ヒルと、そのナポレオン・ヒルを成功に導いた『鉄鋼王』アンドリュー・カーネギーのお話【 29秒の決断、タイムリミットは60秒 】
これまで、各種セミナーやNLP資格コースで数千の人にお会いし、そして、<人を育てる>ということに携わってきた中で、これは本当にその通りだな・・・と実感したことの一つです。
これは、その人のメタプログラムであったり、思考パターンであったり、バリューレベルだったり、ただの逃げグセ、ただの怠けグセ、ただの面倒臭がり屋、そして、その人の傲慢さだったりもします。また、これらの掛け合わせだったりもします。例えば、怠けグセ、面倒臭がり屋のところへ来て、追い討ちをかけるようなメタプログラムを持っている、など。でも、理由はどうあれ、本当に本当だな・・・と、実体験から思います。
決断が早い人は、仕事であっても、何をやらせても、とにかく<次に何かをするための決断>が早いので、その後の行動も当然早い。調べたり、聞いたり、考えたり、という<次の行動のための決断>が早いからです。わからなければ、できなければ、<わかるようになるための行動の決断>、<できるようになるための行動の決断>が早いからです。だから、すぐにできるようになる。すぐにわかるようになる。
でも、わからないことやできないことを、知るための、できるようになるための<行動をする決断>が遅い人は、いつまでもモタモタしていて行動をしないから、いつまでも時間がかかる、いつまでも遅いまま、決断すら遅い。そのため、いつまでもできないまま、いつまでも知らないままでいる。
そして、何が起こるか?さっさと決断して、行動する人達に、どんどん差をつけられてしまったり、追い抜かされてしまい、落ち込んで思考停止になったり、現実から逃避する。
うさぎとカメの話がありますね。ゆっくりのカメはコツコツ努力して続けて、結果的にウサギより早くゴールをすることができます。でも、ウサギのマインドや思考パターンが、このカメのような性質だったらどうでしょうか?当然、ウサギはカメより早くゴールに到着することになるでしょう。逆に、このカメのマインドや思考パターンが、このウサギのような性質だったらどうでしょうか?おそらく、カメはなかなかゴールに到達することはないでしょう。もともとウサギより遅い上に、決断も行動もしないで、休憩ばかりしているのですから。
ウサギでもカメでも、どちらでも良いのです。ウサギでもカメでも、関係ないのです。要は、その人がどのような決断をして、どのような行動をとるか?ただそれだけのことなのだと思います。どなたかの参考になれば、幸いです。
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