アルファポリス『第7回ほっこり・じんわり大賞』
MANZEMI講座のゼミ生であるなでしこさんが、投稿サイト・アルファポリスの『第7回ほっこり・じんわり大賞』で最終選考に残り、心ほっこり賞を受賞されました。おめでとうございます。
アルファポリスは、『小説家になろう』や『カクヨム』などと同じく、小説投稿サイトなのですが、漫画の投稿も可能な、ユニークなサイトです。なので、『第7回ほっこり・じんわり大賞』も小説と漫画の両方が選考対象という、横断的な賞です。
他にも絵本にも力を入れており、かなりユニークです。pixivのような、イラストや漫画や小説の投稿サイトはありますが、元々は絵画系が主でしたからね。
個人的には、小説も漫画も、両方やるというのは面白いなと思っています。ライトノベルでは、作品のコミカライズが盛んですから、こういう連帯は、将来的に発展性があると思うのです。
MANZEMI講座の講師陣が、漫画は小説の眷属であり、能動的なメディアであると力説するように。アニメや映画より、小説との距離が近いです。
実際、受講生には小説家志望や、既に小説家としてデビューした人も、一定数参加されますね。講義では、芥川龍之介や中原中也など、文学者の視覚的表現という視点で、イロイロと解説していますので。漫画家が、表現をよく知るために、小説を手掛けることは多いです。
一部の小説界隈に、漫画を目の敵にする人がいますが、たぶん100年後ぐらいには、文学部の中にマンガ学科があるのは、普通になると思います。書道学科も、文学部の中にあるのですから。
純文学の方々がどう思おうとも、萩尾望都先生は清少納言や紫式部、加賀千代女、樋口一葉などの日本女流文学の蓄積の上に、位置づけられると思います。
MANZEMI講座は、必ずしも商業プロを目指す講座ではないのですが、プロでも目からウロコの内容を目指していますし、またデビュー率はかなり高いほうだと思います。本講座の受講生は、受講後にゼミに入ることができ、講師陣からいろいろなアドバイスをうけています。楽しんで描くことの、一助として。
以下は諸々、個人的なお知らせです。読み飛ばしていただいても構いません。
筆者の小説(電子書籍版)でございます。お買い上げいただければうれしゅうございます。
文章読本……っぽいものです。POD版もあります。
筆者がカバーデザイン(装幀)を担当した、叶精作先生の画集です。POD版もあります。
投げ銭も、お気に入りましたらどうぞ。
サポート、よろしくお願いいたします。読者からの直接支援は、創作の励みになります。