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伸びる人は話の理解度が高い?
𝕏(旧Twitter)に、夏目にーにさんのポストが流れてきました。
美術教師が本業の夏目さんのポストは、実体験からくる内容で、講師業の真似事みたいなことをしている身としては、納得できる事が多いです。
今回は、すごく伸びる人の特徴まとめ、です。
凄く伸びる人の特徴まとめ
— 夏目にーに (@212natsume) August 13, 2024
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凄く伸びる人の特徴まとめ
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①孔子の言葉
ぜひ、上記リンクから、連続ポストを全部お読みいただくとして。
「一隅を挙げて、三隅を以て反らざれば、則ち復せざるなり」
1を教えられて3返さないようなヤツには、二度と教えない――論語の中の言葉ですが、理解度が高いと言うことは、そういうことかもと思ったりします。
でもこれは、頭が良いという意味ではなく。
②日頃から疑問を貯める人
日頃から、解らないことがたくさんあり、思い悩んでいて。
1つのヒントで、アレはそういうことだったかと得心し。
さらに、あの疑問も根っ子は同じだったかと気づき、さらに別な問題の解決に気付く。
そういう、連鎖的に答えが見つかることって、ありませんか?
そういう、日頃の疑問の積み重ねと、それを忘れない蓄積が、大事ではないかと。
自分は、そう解釈しています。
③技術を学んでから描く?
トキワ荘プロジェクトへの志望者でも、
「漫画家になりたいです、作品はまだ書いたことがないです、書くための技術を教えてください!」
コレではダメなんですよね。
面白そうだと思ったら、技術なんて知らなくても、見よう見まねで描いてみる。
当然、なぜ●●先生のような作品が描けない。
なぜだろうと、試行錯誤し、疑問をストックし、小さな発見を積み重ねる。
そういう人間が、ワンヒントで3つの回答を手に入れるのではないかと。
で、先生に返すので、さらに教えてもらえる。
情熱がベースに在ってこその、理解力かと。
④好きの虫が住む処
落語家の立川談志師匠の言葉を、最後に引用しておきますね。
ものごとの判断ができるかどうかは、学問の量とは関係がないし、ましてや耳に蓄えた知識によりかかって自分のことを決められるわけがない。
結局育ってきた環境や親の言うこと、自分の能力でかなうこと、執着してしまうことなどを総動員してウンウンと考えるだけ。
その中で執着、執念というのが「好きの虫」の住んでるところです。
(中略)
好きなことは簡単に目に見えるわけではないし、勉強を人並み以上にやったから手にできるというものでもない。
いやいや跡を継いだ親父の仕事で、気がついたら工夫を重ねたりしてかけがえのない仕事になっていたということもある。
入り口はいろいろでも、仕事にはだいご味が待ってるんです。
毀誉褒貶はあれど、やはり深いですね。
クリエイターと言っても、どこか職人的な要素はたくさんあり、むしろゼロイチで分けられるものではないと、筆者は考えます。
宮大工の松浦昭次棟梁の言葉を思い出します。こちらも、全編捨てるところのない名著です。
以下は諸々、個人的なお知らせです。
読み飛ばしていただいても構いません。
筆者の小説(電子書籍版)でございます。お買い上げいただければうれしゅうございます。
文章読本……っぽいものです。POD版もあります。
筆者がカバーデザイン(装幀)を担当した、叶精作先生の画集です。POD版もあります。
投げ銭も、お気に入りましたらどうぞ。
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