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MANZEMI文章表現力講座が開講
8月22日と8月29日の木曜日に『MANZEMI 文章表現力講座』を開講されます。
漫画は絵の描き方の講座が多く、構成力や演出力の講座は少なめなのですが……それ以上に少ないのが、漫画の文章講座です。
でも、漫画評論家の呉智英氏も指摘されるように、多くの漫画の半分は文字でできています(特殊なジャンルはともかく)。
小松左京先生や山上たつひこ先生のように、漫画家から小説家に活躍の場を移された方もいるように、漫画には長い歴史の中で、培われた文章表現力が存在します。
また梶原一騎先生や真樹日佐夫先生は元々、太宰治番の名編集者の父親・高森龍夫(星一徹のモデル)の元で育った、小説家ですしね。
すがやみつる先生やあさぎり夕先生なども、小説をかなり書かれておられます。
ただ、その文章表現技術は、きちんと体系化されていたり、まとまった書籍が出されたりとか、現状ではありません。
ネーム講座では断片的に文章表現技術を指導しており、小説家デビューした方もいらっしゃいます。
前々から、独立した講座として受けたいという声もあり、需要は少ないでしょうけれども、開講します。
漫画原作者はもちろん、小説家や脚本家を目指す方でも、漫画の文章表現の技術を学ぶことで、得るものが多少はあるのかなと思います。
また、編集者的な視点や校閲者的な視点も、併せて学べます。講座後の無料質疑応答時間考えれば、かなりお得な講座かと。
申込みフォームは上記からどうぞ。
以下は諸々、個人的なお知らせです。
読み飛ばしていただいても構いません。
筆者の小説(電子書籍版)でございます。お買い上げいただければうれしゅうございます。
文章読本……っぽいものです。POD版もあります。
筆者がカバーデザイン(装幀)を担当した、叶精作先生の画集です。POD版もあります。
投げ銭も、お気に入りましたらどうぞ。
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