「苦手を認めること」

これを読んでいる皆さんは、認めること、できますか？

正直私はできませんでした。苦手なことでもやります、って手をあげてあえてチャレンジするタイプでした。
苦手なことがあるよりも、苦手でもやる気を見せればそれが美学になると心の底から思っていたからです。

だけど、実はそれは間違いで。
変にやります、できます、って見栄をはってしまうと行動力の良さよりも責任感が自分にのしかかってきます。
それがもし努力してできることならいいのかもしれません。責任持って最後までやり遂げることができたらそれはきっとプラスに働くから。

でももしできなかったときは？やっぱりできませんでしたって相手に突き返さないといけなくなります。それってどうですか？胸が痛みませんか？
同時に相手からの信頼もちょこっとなくなります。全部ではありません。前向きな姿勢は評価されることだから、多分少しなくなります。
そのちょこっとが自分の首を少しずつ少しずつ締めていきます。自分のやる気が、自分の行動力が、自分にダメージを与えてきます。

そして、何もかもが弾け飛んでしまいます。信頼も自分のやる気も、今までできていたことさえできなくなってしまいます。気づかないうちに自分で穴を掘って落とし穴に落ちていってしまいます。

だからこそ、みんなには「苦手を認め、人に頼る」ことをしてほしいと思っています。
どれだけ努力をしても自分の中で繰り返していたとしても、うまくいかないこと、苦手なこと、できないことが人にはたくさんあります。
その時は迷わず、人に頼ってください。それが得意な人に頼ってください。
得意なことを頼まれて、嫌、という人はあまりいないと思います。むしろ、喜んで引き受けてくれる人が多いと思います。
自分ができないことを自分自身で認めた上で、相手にお願いしてください。

そして、自分の得意分野を伸ばしていきましょう
人に頼られたら、快く引き受けましょう。自分の得意なことで相手に喜んでもらえるのは本当に嬉しいです。人の役に立てたことと同時に自分にもできることがあるとポジティブになれます。

最初はきっとプライドが崩れる音がします。自分の中で。
だけど、そんなプライド崩してください。崩せば楽になります。自分の良さを見つけることができます。

気持ちを押し殺してしまうのではなく、自分の可能性を自分で掴むために
「苦手を認め、人に頼る」ことを大切に。

頭の片隅にでも、心の端っこにでもいいから、ぜひ残しておいてください。

I especially want to tell everyone in Fukuoka staff.