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2021年振り返り

今年ももう終わってしまう!一年あっという間だった。というわけで、今年たてた目標を振り返りながら、良かったところとかを書いていこうと思う。

1. 自分と仲良くなる

結構仲良くなってきたんじゃないかと思う。自分を理解することにフォーカスしてきた一年だった。体調が悪くなってしまう要素は、色々あった。

  • 仕事のし過ぎ(自分の体力以上に仕事を引き受けてしまう)

  • 過集中(集中しだすと、2~3時間ぶっ続けで作業してしまう)

  • 気圧の変化(気圧の低下に弱く、頭痛が発生する)

  • 季節の変わり目(寒暖差に身体が付いてこられない)

  • 月経前症候群(生理前絶対に体調を崩す)

行動で変えられるところは、「仕事のし過ぎ」と「過集中」。行動で変えられないところは、薬と上手に付き合いながら暮らしている。

仕事のし過ぎ

自分が無理せずこなせる量だけ引き受けるようにしている。元々、「同僚が困っていたら助けたい」「仕事が出来るやつだと認められたい」という思いが強く、仕事を引き受けすぎる傾向にあった。それで身体を壊しては元も子もない。
安定してパフォーマンスを発揮できるようにする、を目標にした。前だったら引き受けちゃってたなーという場面でも、「引き受けてもいいけど、すぐにアウトプットは出せません。」という感じで断ったり、納期を合意とった上で引き受けたり。タスク量とは上手に付き合っていけていると思う。

過集中

残業は全然していないのに、金曜日にはぐったり疲れて動けなくなってしまう。土日は寝て過ごす。ということがよくあった。タスク量も多過ぎるわけではない。なぜだろうと、産業医の先生に相談したところ、「過集中じゃない?」と言われた。パートナーにも、「集中力すごいよね」と言われることが多々あったので、その通りかもしれないと思い、1時間に1回は必ず休憩を取るようにしている。今のところ良い感じだ。

認知行動療法がもうすぐ終わる。つまり卒業ということだ!自分のことを俯瞰しながら、調整しつつ生活を送れるようになってきた。まだ完全ではないけれど、これからも少しずつ頑張っていこうと思う。

2. 無理しない

これは1の目標に付随して、自然とクリアしていたと思う。副業は引き受けないようにしていたし、土日は仕事のことは考えず遊んでばかりいた。1日中寝てしまうこともあったけれど、仕方がないなあ、という感じで受け入れられるようになった。昔は休日も、仕事のためになるように勉強しないと、という強迫概念でいっぱいだった。その呪縛からほぼ解放されて、非常にハッピーである。

という感じで、目標はオールクリアだった!その他、2021年にあったことを振り返っていこうと思う。


パートナーに支えられた

とってもありがたいことに、親友で、恋人で、人生のパートナーがいる。もともと私は、悩みを誰かに相談する行為がすごく苦手だった。自分の弱みをさらけ出すのもすごく嫌だったし、私はとにかく、一人で強く生きていく。そして早めに死ぬのが人生の目標だった。

パートナーは元同僚で、まだ普通に同僚だった頃、一緒にランチをしていたときに「仕事マジ興味ない。昇進とかもどうでもいい。」と言っていたのが衝撃だった。当時、私の周りは大体仕事が好ききで、会社で認められること、肩書きがつくことを目標にしている人が多かったからだ。
「給料も上がったら嬉しいけど、別にこの働きで今の金額もらえてるならいいや。」とも言っていて、これまで給料が低い、高くしたいと嘆いている人たちを目の当たりにしてきたので、これも衝撃だった(今は頑張っているみたいだ)。

こういう人と一緒に居る中で、私も考え方が変化してきた。肩書きや地位への固執がほとんど無くなった。給料も、昇給や転職を重ねてきた結果、これくらいは欲しいなーと思う金額はもらえるようになった。あとは、会社からの評価で自分を計るのをやめた。自分で自分の働きを良いと思えるか、そして一緒に働いている仲間と一緒に目標を達成できるか、にフォーカスできるようになった。(認知行動療法の先生にも、驚きの変化ですごく良い変化だと褒められた)

悩みをさらけ出すのが苦手だったのも、今はほとんど無くなった。苦手の根底には、「人からがっかりされたくない」「自分で自身の悩みは解決できるようになたい(人と依存関係をもちたくない)」というのが大きかったように思う。でもパートナーに支えられるうちに、「ひとりでなんとかしなくてもいい」「誰かを頼ってもいい(むしろ頼られると嬉しい人が多い)」ということに気づいた。私も頼られることが好きだし、知り合いが困っていたら力になりたいと思う。だから私も人を頼っていこうと思った。

早く死にたいという目標も無くなった。パートナーに「頼むから長生きして。一緒に過ごす時間が長い方が自分も嬉しい。」と言われた。早く死にたいと言うと、パートナーが悲しそうな顔をした。私が長生きしないと、悲しむ人がいる!誰かと一緒になるというのは、こういうことなんだなあと思った。

ちなみに、会社でも冗談で、「私がいつ死んでもいいように、なるべくドキュメント化していかないと」と言ったら、すっごく悲しい声で「ちなみさんが死ぬなんて悲しすぎる」「死なないで」と言われて、私の存在って結構大切なのかもと思った(笑)。

仕事でつまづいた時、体調が悪い時、落ち込んだ時、そばにいて支えてくれる人がいることに感謝してもしきれない。


転職した

コロナが蔓延してきた時期から、業績がかなり悪くなって、完全にオールラウンダーになった。デザイン業務だけでなく、電話でのお問い合わせ対応から、営業、取引先とのやり取り、新規事業のPMF検証、PM業務。取引先との関係維持のため、店舗に立って営業もした。休日という概念はほぼ無くなり、社用携帯は土日も鳴り響いた。超絶スタートアップだった。

クレーム対応は本当にえげつない仕事で、CSの方たちを心から尊敬した。お客さんからのクレーム対応の後、デザインも進めて、お客さんからのメールも返して…を繰り返していたら、心身が壊れて無事に死んだ。

「転職しな」とパートナーに言われた。転職して1年も経っていなかったので、考えもしなかったけれど、そういう選択肢もあるのか…ということに気付いた。「全然幸せそうじゃないよ」と言われて、ふと気付いた。人生を仕事のために犠牲にすることはないと。だから転職することにした。

ありがたいことに、転職先は2週間くらいで決まった。転職先は皆口を揃えて「うちは人がいい」と言っていた。私は「人がいい」と言われると、「それってあなたの感想ですよね…?」と思ってしまう。なので警戒しながら入社した。

入社後思ったのが、「人にはいろんな個性や考え方、得意・苦手があって、補える関係でありたい」ということだった。これまでだったら「合わないな」で終了させていたところを、そんな風に思えるような会社だと思った。

これまで会社は「類は友を呼ぶ」じゃないけど、だいたい価値観が似ていて、属性や、趣味嗜好も同じような人たちが集まっているなあという印象だった。これは「うちは人がいい」という言葉にも通じていると思っていて、そこにハマれば天国だし、ハマらなければ地獄という。ただそれだけであって「うちは人がいい」という言葉は安易に使わない方が良いのでは?派閥である。

話が逸れたが、入社してすぐに、本当に色んな人がいるなあ、と思ったし、別にそれが悪いことだとも思わなかった。もちろん「会社」に所属していて、大規模の人数が在籍しているフェーズでもないので、ある程度は属性・趣味嗜好が似ている人が集まっているとは思うが。

同僚と話していると、「業界が良い方向にしていきたい」「そのために良いプロダクトを届けたい」という思いが共通してあるのを感じる。見ている方向が一緒というのを実感できるのはすごい体験だった。協力したいと自然と思えたのも、今までには無かった自分の中の新しい価値観だと感じた。

そんなわけで今のところ楽しく働かせていただいている。


今年大きくあったトピックと振り返りはこんな感じ。自分と向き合って、人を頼って、仲間と遠いところを目指したいと思った、結構良い一年だった。来年の目標はどうしようかなー。来年の目標とか、やりたいことを計画するのは楽しい。ではまた!

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