Gaoqiao(ガオチャオ)

中学時代の97年からソフト開発販売、路上ライブ情報配信、地域情報動画配信で起業。2年のMBA生活+7年弱のサラリーマン生活を経てゲーム会社グラティーク創業。代表取締役将軍。中国でのゲーム開発をきっかけに厦門(アモイ)で生活しています。

Gaoqiao(ガオチャオ)

中学時代の97年からソフト開発販売、路上ライブ情報配信、地域情報動画配信で起業。2年のMBA生活+7年弱のサラリーマン生活を経てゲーム会社グラティーク創業。代表取締役将軍。中国でのゲーム開発をきっかけに厦門(アモイ)で生活しています。

最近の記事

コロナ禍を中国で過ごした日系ゲーム企業が語る今年の中国市場とChinaJoy

こんにちは。Gaoqiao(ガオチャオ)です。 私は普段ゲーム制作をしたり、ゲームパブリッシングやプラットフォームの運営、それに関連したコンサルティングをしています。 生まれも育ちも東京だったのですが、2017年にふとしたきっかけで中国南部、福建省厦門市に移り住みまして、それからはプロフィールにあるように最低半年に一回のペースで日中を行き来する生活を続けていました。 2019年9月、CEDECと東京ゲームショウでの怒涛の二週間を終えて厦門に戻って来た私は、年末に期限が切

    • 厦門ってなんて読むの?

      晚上好。ガオチャオです。 福建省厦門市で11月15日から「2018年(第11回)厦門国際アニメマンガフェスティバル「創造未来」ゲームコンテスト」が開催されます。私はこのコンテストの日本国内宣伝と大会運営の一部を担当しています。 このコンテストの応募締め切りが10/21(日)なので今は準備の真っ最中ですが、応募を募る中でよく聞かれるのが ・「そもそも厦門ってどこ?」 とか ・「厦門ってなんて読むの?」 なんて聞かれて、改めて厦門が日本人に馴染みがない都市なのだと実感…

      • 「僕の考えた最強のゲーム」で中国の政府からお金をもらって世界中で配信して大儲けする方法

        大家好。ガオチャオです。 8月には中国最大のゲームイベントChina Joyの来場者数が過去最高の約35万4500人となり、9月には昨年来場者数がChina Joyに抜かれた日本最大のゲームイベント東京ゲームショウも来場者数は過去最高の29万8690人となり、大変盛り上がっている東アジアのゲーム業界ですが、実は来月私が滞在している福建省厦門市(廈門市、アモイ市、Xiamen)でもゲームイベントが開かれます。 その名も「2018年(第11回)厦門国際アニメマンガフェスティバ

        • 中国商戦ドラマとシミュレーションゲームに学ぶ中国式投資 -マッハ白書「HTML5ゲーム白書2018」のお知らせ-

          晚上好。Gaoqiaoです。 前回の更新から4ヶ月ほどが経ってしまいました。この間中国の会社と協業で有名キャラクターを使ったHTML5ゲームを開発したり、HTML5ゲーム関連で中国企業と日本企業のパートナーシップをお手伝いするなど色々と活動していました。 問題はこの体験で得られた知識がHTML5ゲームに偏り過ぎていてnoteに書こうにもネタが偏り過ぎる可能性があることです。話したがりの私としては今まで通りFacebookに書いてもいいかとも思うのですが、noteの読者の方

          中国HTML5ゲームはなぜ巨大市場になったのか -微信小游戏前夜と微信小游戏後-

          大家好。Gaoqiao(ガオチャオ)です。 中国では春節の休みが終わったばかりですが、まだまだ正月ムード。なんならクリスマスの飾りもまだ残ったままです。 私はというと春節はずっと中国で過ごしていたものの、遠隔で仕事をしつつ日本で某メーカーと協業で作っていたHTML5ゲームのプラットフォームが先週ローンチして一息ついています。 私の会社では2015年に日本のYahoo!かんたんゲームプラスという広告マネタイズ主体のゲームプラットフォームにHTML5ゲームをリリースして以来

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          「旅かえる」がたった一ヶ月で偽物騒動を乗り越え800万DAUの大ヒットとなった理由

          晚上好。Gaoqiao(ガオチャオ)です。 株式会社ヒットポイントの放置型シミュレーションゲーム「旅かえる」が中国で大ヒットとなっています。 旅かえる http://www.hit-point.co.jp/games/tabikaeru/ 中国で異例の大ヒット中の日本のゲームアプリ「旅かえる」とは?〈週刊朝日〉 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180129-00000004-sasahi-cn 私がこのアプリの中国で

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          日本文化の中華圏進出事例を野次馬的に眺めるノート

          こんにちは、Gaoqiao(ガオチャオ)です。 中野新橋の東京コンテンツインキュベーションセンターと中国の厦門市という海の綺麗な都市に滞在しながら現地企業と協業でスマートフォン向けのゲームを開発しています。 2010年夏、東京の大学院で勉強していた私は大学院の友達に誘われて男ばかり5人で一緒に初めて中国へ行きました。2週間で上海、蘇州、杭州、広州、深圳、香港、マカオを回って上海から帰ってくるというハードな行程です。 その年は上海万博が開催されていて私たちも上海万博へ立ち寄

          日本文化の中華圏進出事例を野次馬的に眺めるノート