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「下沉市場」で美容消費が急増!なぜ今3・4線都市なのか

こんにちは、臼井(@19930210_)です。アメリカに次ぎ世界2位まで成長した中国の化粧品市場ですが、その中で存在感を強めているのが3線以下の都市、いわゆる内陸部・農村部の消費者です。なぜ今、地方が盛り上がっているのでしょうか?注目すべき新興市場を紹介します。


アリババも注目の「下沉市場」 所得増で消費加速

そもそも聞き慣れない3線、4線という都市の区分。どの都市がそこに当たるのでしょうか?この区分は主に第一財経が発表する都市ランキングに準じて考えられることが多く、北京、上海、広州、深圳が1線都市、以下は新1線、2線と続き、5線都市まで6層に分けられます。

このランキングは都市の中心部の商業状態や大手IT企業が持つユーザー行動データ、生活様式の多様性、将来性など多種の評価を組み合わせて算出され、毎年更新されています。今年5月に発表された最新リストでは以下のような区分となりました。

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