管理者の心得(3)
企業の管理者に必要な心得は、そう多くはありません。
三番目として、
管理者は、座右の書、座右の銘を持て 。
管理者は、座右の書や銘を持っていることが必要です。
これは何かというと、基準を持つということです。
管理者と言えども人間、時には右に行くことも、左に行くこともあります。 その時に、戻る場所、基準になる場所が明確になっていると、
間違った場合や、行き過ぎた場合、簡単に元に戻ることが出来ます。
難しく考える事でもなく、大上段に構える事でもありません。
呼吸をするように、自分のいるべき場所を明確に知る。
例えば、本でも名言でも構いません。
ここが自分にとって息苦しくないと言うポイントが必ずあるはずです。
そこがあなたにとって基準となる場所です。
それを具体的に思い浮かべるようにするために、
座右の銘や座右の書を決めてください。
私の座右の書は西原理恵子著「ぼくんち」です。
この漫画を読んで泣けなくなった時は、たぶん心が枯れた時です。
働くことや、生きること、男の価値まで教えてくれる凄い本です。
この本で泣けるうちは人として心が死んでいないのでしょう。
まだ、泣けるので、たぶん大丈夫。